近頃、巷をにぎわした4630万円誤送金問題
それを機にニュースやネットで各地での間違い支給に関して取り沙汰しています
そしてその数の多さにビックリ( ゚Д゚)
これ、民間企業で行ったら始末書、減給、場合によっては、やらかした社員に損害請求という事態ではないでしょうか?
そんな数ある間違いの中にこんなのがありました
静岡県富士市で、市民税を滞納しているとして、滞納者の預金口座の差し押さえをしたそうです
すると口座を差し押さえられた人物から市役所へ問い合わせがあり、自分は富士市に住んだことがないので、間違いではないですか?との事
なんと富士市は同姓同名で生年月日も同じ赤の他人の預金口座を差し押さえていたのです
役人の不手際、確認の甘さに関しては、他の役所でも起きているので驚きませんが、そもそも同姓同名、同生年月日の人っている?
ちょっと計算してみよう
1年は365日として、人口を365で割ると同じ誕生日の人は32万8767人(フツーに多い)
しかし、何年生まれかまで考えるとグッと確率は低くなる
色々説明は長くなるので、税金を納める20代以上で、男女別で計算すると同じ生年月日の人の数は、1番人口の少ない世代で1726人、1番人口の多い世代で2575人が同じ誕生日となる
そこに同姓同名の確率33%を掛けると、同姓同名かつ同生年月日の人は569人~849人
しかし、さらに同じ都道府県となると12人~18人まで少なくなる
これを赤の他人の口座を差し押さえ間違いをする程多いとみるか、少ないとみるかはあなた次第
どちらにしても税金から給料をもらっている公僕の皆さまの仕事っぷりに一石を投じる結果となった4630万円誤送金問題
北本市の公僕の皆さま、そして市民の皆さまがこのような嫌な思いをしないことを願っております by Ryu