まず年収960万円、このラインで制限を設ける理由が解せませんし、クーポンにする理由も分かりませんし、その財源があるならばもっとすべき教育関連政策があるはず。
まず、「今いる子供に1回給付」の時点で、「今後新たに子供を育てよう」という動機には全くなりません。これから産んでも何ももらえませんから。 だったら継続して効果がある保育や教育、女性就労などに使う方が有意義だと思います。
いわゆる「魚はあげるが釣れる環境は整備しない」という愚策の典型かと考えてます。
そして収入制限についても、日本で1000万円を超える世帯は13%、ここを削るためにオペレーションも増え、非効率になり、1000万円超えたら子育てにかけるお金に困らないか?と言われればそうでもないでしょう。
「1000万円が裕福な高所得者」という昔のイメージで設定したのでしょうか。
高所得者は累進課税により既に税負担も相当であり、しかも給与所得の場合まるまる所得に課税されます。
そして現代の教育費用がのしかかります。 費用負担を目の前に2人目にはかなり慎重になる。
これが日本の現状でしょう。
継続性もない、今後の出生率にもつながらない。 目的は何でしょうか、、、