· 

とある国の若者の議論スキルが高すぎる件

富裕税に賛成派

  • 格差が小さくなり、より公平な社会になる
  • 富裕税で集まったお金は学校や病院づくりに使われ、不満を訴える看護師や先生のストライキが減る
  • 放課後に通える児童保育施設が増えて、子どもたちにより平等なチャンスが与えられる

 

富裕税に反対派

  • 富裕税があると企業が成長しなくなる
  • 富裕税がないほうが経済が伸びる・国際市場でもノルウェーが伸びる
  • 富裕税がないほうが、小企業が得意な「新しいアイデア」がたくさん生まれる

 

ノルウェーの高校1年生の社会の授業で行われるロールプレイ議論である。

 
ノルウェーではこのようなロールプレイや議論が教育の場で重要視されている。
 

まだ投票権を持っていない高校生が、なぜ政治や選挙の勉強をここまでするのか先生に聞いてみた。

スヴェッレ・ビョーンスタ先生「直前に突然全てのことを理解することはできません。次の選挙までに準備しておく必要がありますからね」

「高校の1年間の社会の授業では差別なども学ぶので、政党政治などの政治だけに集中できるのは15時間くらいでしょうか。高校生は中学校でも政治は勉強しますが、これでもまだまだ勉強時間としては足りないと思っています」

 

まさにその通りだと思う。 日本の若年層の政治への関心度の低さはずっと問題になっていて、これは教育システムの問題とも直結していると私は考えています。 より良い町は自分の町の代表次第。 だからこそ、自分の1票が自分の未来を左右する。

是非次の選挙ではよく考えて投票にいっていただきたい!!

ではまた!!