人生を登山で山頂を目指すようなイメージと例えることは多いです。
これには違和感を覚えます。もしも人生が山頂にたどり着くための登山
だとしたら、人生の大半は「途上」になってしまいます。
大事なのは途上としての人生ではなく
「いま、ここ」
を生きること。登山の目的が「登頂すること」にあるなら
山頂にたどり着けなかった場合、その登山は失敗になります。
しかし、目的が登頂ではなく登山そのものであれば、山頂にたどり着く
かどうかは関係ありません。
過去が見えるような気がしたり
未来が予測できるような気がするのは
「いま、ここ」
を真剣に生きていないから。
過去にどんなことがあったかなど
あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、
未来がどうであるかなど
「いま、ここ」で考える問題ではない。
人生における最大の嘘それは
「いま、ここ」を生きないこと
過去も未来も存在しない
決めるのは、昨日でも明日でもない
「いま、ここ」です。